磯野文斎(読み)いその ぶんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「磯野文斎」の解説

磯野文斎 いその-ぶんさい

?-1857 江戸時代後期の版元,版画家。
江戸の渓斎英泉に画をまなぶ。長崎にうつって,文錦堂とならび称される長崎版画の版元兼絵師となる。文政中期から自作を出版した。作品に「長崎八景」「オランダ船」など。狂歌もよくした。安政4年1月21日死去。名は信春通称由平屋号大和屋,大由,文彩堂。著作に「長崎土産」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android