磨硝子(読み)すりガラス

精選版 日本国語大辞典 「磨硝子」の意味・読み・例文・類語

すり‐ガラス【磨硝子】

〘名〙 (ガラスはglas) 表面金剛砂(こんごうしゃ)などですって不透明にしたガラス。つや消しガラス。消しガラス。くもりガラス
外科室(1895)〈泉鏡花〉下「磨硝子(スリガラス)(い)りたる馬車

みがき‐ガラス【磨硝子】

〘名〙 (ガラスはglas) くもりガラスに対し、表面を平滑にしあげた透明なガラス。
当世商人気質(1886)〈饗庭篁村〉四「心も写真曇のない磨き硝子(ガラス)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android