精選版 日本国語大辞典 「破笠・破傘・破暈」の意味・読み・例文・類語
やぶれ‐がさ【破笠・破傘・破暈】
〘名〙
① からかさ、または、かぶりがさの破れたもの。
※新撰六帖(1244頃)五「さりとてもさせる事なきやふれかさ骨を折りてぞ君につかへし〈藤原信実〉」
② (破暈) 月の暈(かさ)に星が入っていること。このような時は雨が降らないという。〔譬喩尽(1786)〕
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