砂岩岩脈(読み)さがんがんみゃく(英語表記)sandstone dike

日本大百科全書(ニッポニカ) 「砂岩岩脈」の意味・わかりやすい解説

砂岩岩脈
さがんがんみゃく
sandstone dike

堆積(たいせき)岩脈のうち砂岩よりなるものをいう。通常、水に飽和した砂粒地震のときなどに液状化し、下位層または上位層から貫入することによって形成される。液状化した水に飽和した砂粒が地上に噴出すると砂火山(すなかざん)となる。まれに、開口した割れ目に砂粒が落ち込むことによっても形成される。

[伊藤谷生・村田明広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android