石生村(読み)いしうむら

日本歴史地名大系 「石生村」の解説

石生村
いしうむら

[現在地名]勝央町石生

豊久田とよくだ村の北西方にあり、南は美野みの村。たき川右岸の山沿いに集落がある。正保郷帳に村名がみえ、田二九九石余・畑六一石余。元禄一〇年(一六九七)美作国郡村高辻帳では改出高一三二石余・開高四四石余、村位は上。美作国郡村高并戸数里程事(武家聞伝記)によると延宝(一六七三―八一)頃と考えられる戸数二七(うち青木八・横畠一二・小松山二・河井五)、延宝四年からは津山藩主の弟森長俊領。森氏断絶後は幕府領、享保一五年(一七三〇)から大坂城代土岐領、寛保二年(一七四二)から上野沼田藩土岐領。延享四年(一七四七)上分・下分に分村、上分は沼田藩領で明治に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android