精選版 日本国語大辞典 「石弓・弩」の意味・読み・例文・類語
いし‐ゆみ【石弓・弩】
〘名〙
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)三「矢狭間(やざま)にいしゆみすきまなく」
② 城壁やがけの上に石をくくりつけておき、敵の近づくのを待って綱を切り、石を落として敵を圧殺する装置。いしはじき。
※平家(13C前)二「城の内より石弓はづしかけたりければ、大衆官軍かずをつくいてうたれにけり」
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