石川滄浪(読み)いしかわ そうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川滄浪」の解説

石川滄浪 いしかわ-そうろう

1745-1783 江戸時代中期の儒者
延享2年生まれ。陸奥(むつ)の人。江戸で井上金峨(きんが)にまなぶ。金峨の養子井上南台とともに師の折衷学を継承した。武蔵(むさし)金沢藩(神奈川県)藩主米倉昌晴(よねくら-まさはる)にまねかれ,あつく遇された。天明3年死去。39歳。名は清。字(あざな)は濁。通称清平

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例