知識学・智識学(読み)ちしきがく

精選版 日本国語大辞典 「知識学・智識学」の意味・読み・例文・類語

ちしき‐がく【知識学・智識学】

〘名〙 (Wissenschaftslehre の訳語) 一般的には、知識あるいは諸科学についての哲学理論のことで、通常認識論と論理学をさす。狭義には、フィヒテの唱えた知の学としての哲学をいう。
※舎密局開講之説(1869)〈三崎嘯輔訳〉「考察の学は、更に名付けて知識学と云ふ。即ち希臘語のヒロソヒー是れなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報