知空(2)(読み)ちくう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「知空(2)」の解説

知空(2) ちくう

1634-1718 江戸時代前期-中期の僧。
寛永11年生まれ。浄土真宗本願寺派。西本願寺学寮初代能化(のうけ)の西吟(さいぎん)に師事。寛文3年2代能化となる。閉鎖された学寮を学林として再興し,各地におこった教義上の異論を批判してただした。享保(きょうほう)3年8月13日死去。85歳。山城(京都府)出身。字(あざな)は性応。号は大可子,臥雲叟。著作に「安楽集鑰聞」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android