知海・智海(読み)ちかい

精選版 日本国語大辞典 「知海・智海」の意味・読み・例文・類語

ち‐かい【知海・智海】

〘名〙 海のように、深く広く大きい知恵仏教では、仏の智慧にたとえる。知恵の海。
古事記(712)序「智海(ちかい)浩汗として、潭(ふか)く上古を探り」
三帖和讚(1248‐60頃)高僧「天人不動の聖衆は、弘誓の智海より生ず」

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