知ぶり振(読み)しったかぶり

精選版 日本国語大辞典 「知ぶり振」の意味・読み・例文・類語

しった‐か‐ぶり【知ぶり振】

〘名〙 あることを実際は知らないのに、さも知っているような様子をすること。また、知っていることを得意がる様子。また、そのようなそぶりをする人。しったぶり。しったりぶり。
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉天下大平なる哉「謡曲西洋オペラで厶(ござ)ると知ったか振のハイカラの声色は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android