ござ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ござ」の意味・わかりやすい解説

ござ

茣蓙,古くは御座と書いた。イ (藺)で編んだ敷物。古くは貴人の座に敷く薄い畳をさし,これは現代薄縁 (うすべり) にあたる。無地のものと模様入りのもの (花むしろ,花ござ) がある。現在は畳の上敷板の間の敷物,夏用のシーツとしても用いる。国内における主産地広島岡山,福岡,大分などの諸県。

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