着捨(読み)きすてる

精選版 日本国語大辞典 「着捨」の意味・読み・例文・類語

き‐す・てる【着捨】

〘他タ下一〙 きす・つ 〘他タ下二〙
着物を脱ぎ捨てる。
たまきはる(1219)「人のきすてたる裳など」
② 着物をいたむまで着てそのまま捨ててしまう。着られるだけ着てあとは捨ててしまう。
浮世草子好色一代女(1686)六「衣類は都上代の島原太夫職の著捨(キステ)し物にかはらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android