眼光炯炯(読み)がんこうけいけい

精選版 日本国語大辞典 「眼光炯炯」の意味・読み・例文・類語

がんこう‐けいけい ガンクヮウ‥【眼光炯炯】

〘形動タリ〙 目が鋭く光り輝くさま。洞察力観察力のするどいさま。
※史疑(1902)〈村岡素一郎〉二「神異なる英才は、〈略〉眼光烱々人を圧する概を見る」
面白半分(1917)〈宮武外骨人体の改造すべき点「眼光烱々(ガンクヮウケイケイ)たる機敏な掏摸(すり)共が」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「眼光炯炯」の解説

眼光炯炯

目が鋭く光り輝く様子。洞察力、観察力のするどい様子。

[活用] ―として。

[使用例] 眼光炯々として、何となく教祖らしい威厳を与える、しかもあんまり年よりでない白衣をさがしていた[丹羽文雄*蛇と鳩|1952]

[解説] 「炯炯」は眼光の鋭い様子。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android