デジタル大辞泉
「真門」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しん‐もん【真門】
〘名〙 仏語。
① 真実の法門。
② くわしくは方便真門という。
真宗では、
浄土の法門に真実・方便の二つを分け、真実は第十八願の絶対他力の念仏であるのに対し、その方便には要門・真門の二つを立て、要門は第十九願の諸行、真門は第二十願の自力の念仏とする。真門は念仏してその功によって
往生を願うものをいう。→
弘願(ぐがん)。
※
教行信証(1224)六「就
二真門之方便
一、有
二善本
一、有
二徳本
一。復有
二定専心
一、復有
二散専心
一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報