真身(読み)しんじん

精選版 日本国語大辞典 「真身」の意味・読み・例文・類語

しん‐じん【真身】

〘名〙 仏語。仏の報身または法身、あるいはこの二身の総称。転じて菩薩についてもいう。化身(けしん)・応身(おうじん)に対して用いる。
※勝鬘経義疏(611)摂受正法章「譬如劫初成時、譬八地以上真身初建
※米沢本沙石集(1283)二「都(す)べては仏に真身(シンシン)応身まします」 〔智度論‐三〇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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