真巻弓・細射弓(読み)ままきゆみ

精選版 日本国語大辞典 「真巻弓・細射弓」の意味・読み・例文・類語

ままき‐ゆみ【真巻弓・細射弓】

〘名〙 歩射(かちゆみ)一種。的(まと)に向かって射る技術。また、それに用いる弓。平安末期からは深く引きしぼるため弾力を加える必要から弓幹(ゆがら)の木に竹をそえた伏竹(ふせだけ)の弓をいう。ままき。〔二十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報