真に・実に・誠に・洵に・寔に(読み)まことに

精選版 日本国語大辞典 の解説

まこと‐に【真に・実に・誠に・洵に・寔に】

[1] 〘副〙 間違いなくその状態であることを強調する語。本当に。真実に。げに。じつに。しんに。
霊異記(810‐824)中「諒(マコトニ)(し)る、深く信(う)くれば、感の応ぜざる无きことを〈国会図書館本訓釈 諒 万去止爾〉」
[2] 〘感動〙 =まこと(真)(三)
大鏡(12C前)六「まことに、雪少し打ち散りて、折ふし取り集めて、さる事やは候しとよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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