相近付(読み)あいちかづく

精選版 日本国語大辞典 「相近付」の意味・読み・例文・類語

あい‐ちかづ・く あひ‥【相近付】

(「あい」は接頭語)
[1] 〘自カ五(四)〙 互いに接近する。
太平記(14C後)二六「此儘軈て相近付べけれ共、楠定めて難所を前に当ててぞ相待らん」
[2] 〘他カ下二〙 相手自分近くに来るようにする。それぞれを互いに接近させる。
※太平記(14C後)七「矢軍(やいくさ)ちとする様にして大勢相近づけて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android