相定（読み）あいさだめる

精選版 日本国語大辞典

あい‐さだ・める あひ‥【相定】

〘他マ下一〙 あひさだ・む 〘他マ下二〙 (「あい」は接頭語)

① 互いに相談して決める。相談し合う。

※宇津保（970‐999頃）国譲下「臣下ども御あなすゑにて、やんごとなくてものせらるめるを、あひさだめてともかくもせさせ給ふばかりになん」

② (「さだめる」の改まった言い方) 物事を決める。

※ロドリゲス日本大文典（1604‐08）「マイラウニ ai(アイ) sadameta(サダメタ)」

出典　精選版 日本国語大辞典