相叶・相適(読み)あいかなう

精選版 日本国語大辞典 「相叶・相適」の意味・読み・例文・類語

あい‐かな・う あひかなふ【相叶・相適】

〘自ハ四〙 (「あい」は接頭語)
① (「かなう」の改まった言い方) あるものが他のものによくあてはまる。うまく適合する。適する。
※百座法談(1110)六月五日「須達長者〈略〉堂立べき所をもとむるに、其地相ひかなへる所なし」
② 互いに一致している。
古道大意(1813)上「抑(そもそも)意と事と言(ことば)とは、皆相称(アヒカナ)って居るべきもので」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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