目頭(読み)メガシラ

デジタル大辞泉 「目頭」の意味・読み・例文・類語

め‐がしら【目頭】

目の、鼻に近い方の端。⇔目尻
[類語]目もと目じりまなじり

ま‐がしら【目頭】

めがしら」に同じ。
「目の薬ぢゃと申すが、―にさし候ふか」〈咄・きのふはけふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目頭」の意味・読み・例文・類語

ま‐がしら【目頭】

〘名〙 鼻に近い方の目の端(はし)。めがしら。
※羅葡日辞書(1595)「Pterygium〈略〉マジリ、または、magaxirani(マガシラニ) デクル カタキ ニク」

め‐がしら【目頭】

〘名〙 左右の目の鼻に近い方の端。目もと。まがしら。
多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「能く視ると内眥(メガシラ)に眵(やに)が着いて」

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