目言(読み)メゴト

デジタル大辞泉 「目言」の意味・読み・例文・類語

め‐ごと【目言】

《古くは「めこと」とも》
目で合図すること。〈和英語林集成
目で見て、口で言うこと。会って直接話すこと。
海山も隔たらなくになにしかも―をだにもここだともしき」〈・六八九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目言」の意味・読み・例文・類語

め‐こと【目言】

〘名〙 (後世「めごと」とも)
実際に目で見、口で話すこと。会って語り合うこと。
万葉(8C後)二・一九六「あぢさはふ 目辞(めこと)も絶えぬ しかれかも〈略〉あやに悲しみ」
② 目で合図すること。目でものを言うこと。
※改正増補和英語林集成(1886)「Megoto メゴト 眼語

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報