目細あれど口細なし(読み)めぼそあれどくちぼそなし

精選版 日本国語大辞典 「目細あれど口細なし」の意味・読み・例文・類語

めぼそ【目細】 あれど口細(くちぼそ)なし

見る欲望の少ない人はいても、食べる欲望の少ない人はいない。また、世間に目のきく人は少ないが、口先の達者な人ならたくさんいることのたとえにもいう。
評判記・雨夜三盃機嫌(1693)上「されば目ほそあれども口ほそなしとて、舌ばやに、よく物のたまふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android