目無どち(読み)めなしどち

精選版 日本国語大辞典 「目無どち」の意味・読み・例文・類語

めなし‐どち【目無どち】

〘名〙 (「どち」ははやしことばで「どちら(何方)」の意、また、「同士」の意とも) 小児遊戯目無鬼。また、目をかくすこと。めかくし。めなし。
御伽草子・福富長者物語(室町末)「道すがらめなしどち、軒の雀、遊ぶ童の、手さし指さして笑ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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