目早(読み)めばやい

精選版 日本国語大辞典 「目早」の意味・読み・例文・類語

め‐ばや・い【目早】

〘形口〙 めばや・し 〘形ク〙 見つけることが早い。すばやく物事を見抜いたり、巧みに物を見分けたりする。めざとい。
うたたね(1240頃)「小さく書きつくれど、めはやき山賤もやとつつましながら」
※幸若・夜討曾我(室町末‐近世初)「あっぱれすまふ。とってきいて目はやきすまふ。心もきいたり力もつよし」
めばや‐さ
〘名〙

め‐ばや【目早】

〘形動〙 めばやいさま。めざとく見つけるさま。物事を見抜いたり見分けたりすることがすばやく、また巧みであるさま。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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