目はその睫を見る能わず(読み)メハソノマツゲヲミルアタワズ

デジタル大辞泉 「目はその睫を見る能わず」の意味・読み・例文・類語

はそのまつげあたわず

《「顔氏家訓」渉務から》目はなんでも見ることができるが、自分まつげを見ることはできない。他人欠点にはよく気づくが、自分の欠点は見えないことのたとえ。
[類語]離朱りしゅめい睫上しょうじょうちりあたわず臭い物身知らず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例