盛付(読み)もりつける

精選版 日本国語大辞典 「盛付」の意味・読み・例文・類語

もり‐つ・ける【盛付】

〘他カ下一〙 もりつ・く 〘他カ下二〙
① 割り当てる。適当に分配する。
浮世草子好色一代女(1686)五「是を年中にもりつけて明暮干肴より外なく」
食物を器に盛る。転じて、食物をたくさん出す。また、料理を器にきれいに盛る。
咄本・楽牽頭(1772)大食夷講に盛(モリ)付られ、のつつそつつ、はらをかかへて帰る」

もり‐つけ【盛付】

〘名〙 盛りつけること。また、そのもの。
※咄本・出頬題(1773)けんたい床花の五匁がすんでも、もりつけのけんたい、何をいっても、しりんせん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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