皺寄(読み)しわよせ

精選版 日本国語大辞典 「皺寄」の意味・読み・例文・類語

しわ‐よせ【皺寄】

〘名〙 矛盾や不都合な点などをみずから解決しないで、他に押しつけること。また、その結果あるところに集まった悪い条件。
セルロイドの塔(1959)〈三浦朱門〉八「レイサイ企業とか、経済的負担のシワヨセとかいう術語の」

しわ‐よ・る【皺寄】

〘自ラ五(四)〙 しわがよる。しわができる。しわむ。
※権といふ男(1933)〈張赫宙〉「権は、去っていくそれらの人々を、相かはらず皺よった眼でにらんでいたが」

しぼ‐よ・る【皺寄】

〘自ラ四〙 小さい皺がよる。
浄瑠璃心中宵庚申(1722)中「目もとしぼよるちりめんの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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