皮膚カンジダ症(読み)ヒフカンジダショウ

デジタル大辞泉 「皮膚カンジダ症」の意味・読み・例文・類語

ひふ‐カンジダしょう〔‐シヤウ〕【皮膚カンジダ症】

カンジダという真菌皮膚に感染して起こる病気。腋の下、乳房の下、股間など皮膚が擦れる部分や、乳幼児おむつがあたる部分、水仕事が多い人の手指の間や爪の周りなどに湿疹紅斑びらんなどが生じる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「皮膚カンジダ症」の意味・わかりやすい解説

皮膚カンジダ症
ひふかんじだしょう

カンジダ症

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世界大百科事典(旧版)内の皮膚カンジダ症の言及

【カンジダ症】より

…腟カンジダ症は,既婚女性に多く,外陰や腟の搔痒(そうよう)感と帯下がみられる。皮膚カンジダ症には次のようなものがある。すなわち(1)乳児寄生菌性紅斑erythema mycoticum infantile 夏季,乳児のおむつの当たる部分が発赤し,膜様の鱗屑(りんせつ)が付着する。…

【皮膚真菌症】より

…真菌が主として表皮の最表層ともいえる角質層に感染する浅在性皮膚真菌症と,真皮内に菌が侵入し増殖して発症する深在性皮膚真菌症に二大別することができる。日本では前者が圧倒的に頻度が高く,皮膚糸状菌症,皮膚カンジダ症,癜風(でんぷう)が代表的である。後者にはスポロトリコーシス,クロモミコーシス,皮膚アスペルギルス症,皮膚クリプトコックス症などがある。…

※「皮膚カンジダ症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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