百垣内村(読み)ももがいとむら

日本歴史地名大系 「百垣内村」の解説

百垣内村
ももがいとむら

[現在地名]下津町百垣内

加茂かも川左岸にあり、南西大窪おおくぼ村との境をなす横畑よこはた山の北斜面に位置する。「続風土記」は「村居山の半腹にあり、谷の奥なれは平地なく家毎に地を平し石垣を作りて家居を構へたり、因りて百垣内の名起れり」と記す。

慶長六年(一六〇一)の百垣内村検地帳(「下津町史」所収)によれば田高は六町三反一畝二三歩で九七・三八五石、畑高は七町六反六畝二一歩で大豆にして六〇・七三六石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android