白粉焼(読み)おしろいやけ

精選版 日本国語大辞典 「白粉焼」の意味・読み・例文・類語

おしろい‐やけ【白粉焼】

〘名〙 白粉長期間つけているために、皮膚茶色になること。鉛などの有毒成分を含む白粉を使用していたころは、特にひどかったといわれる。
※すみだ川(1909)〈永井荷風〉八「綿衣(ぬのこ)襟元手拭をかけ白粉焼(オシロイヤ)けのした皺の多い顔に一ぱいの日を受けて」

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