白河北殿(読み)しらかわきたどの

精選版 日本国語大辞典 「白河北殿」の意味・読み・例文・類語

しらかわ‐きたどの しらかは‥【白河北殿】

白河上皇が造営した院御所一つ。白河南殿に対する。現在の京都市左京区、熊野神社の西にあった。保元の乱では崇徳上皇の御所となったため、主戦場となり焼失

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世界大百科事典(旧版)内の白河北殿の言及

【白河殿】より

…そこで白河泉殿には御所施設のほかに九体阿弥陀堂2棟,塔3基が並び立っていたことになる。一方,白河法皇は1118年(元永1)に泉殿の北に新御所を造立し,在来の泉殿(南殿)に対して新御所は白河北殿と呼び区別された。29年に北殿は拡張改造された。…

※「白河北殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」