精選版 日本国語大辞典 「疾・疚」の意味・読み・例文・類語
やまし・い【疾・疚】
② 思い通りにならなくて、不満・もどかしさ・あせりなどが感じられる。気にやんでいるさまである。→こころやましい。
※龍光院本妙法蓮華経平安後期点(1050頃)二「自ら豪貴にして是れ子の難(ヤマシキ)所なりと知りて」
③ 良心に恥じるところがある。うしろぐらい気がする。気がとがめる。うしろめたい。
※成簣堂本論語抄(1475頃)礼「君子の心に罪悪なき時は疾しき事なし。疾しからねば憂懼事はないぞ」
やまし‐げ
〘形動〙
やまし‐さ
〘名〙
やまし【疾・疚】
〘形シク〙 ⇒やましい(疾)
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