疎闊・疏闊(読み)そかつ

精選版 日本国語大辞典 「疎闊・疏闊」の意味・読み・例文・類語

そ‐かつ ‥クヮツ【疎闊・疏闊】

〘名〙 (形動)
① 疎遠なこと。久しくあわないこと。親しくないこと。また、そのさま。
四河入海(17C前)一一「間何闊とは、両方の間が踈闊なるは、無音なるを云ぞ」 〔南史‐王藻伝〕
② ぐずぐずしてのろいこと。まわりどおいこと。また、そのさま。迂遠(うえん)。〔杜甫‐贈蜀僧閭丘師兄詩〕
③ おおまかなこと。また、そのさま。〔漢書‐賈誼伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android