畝付帳(読み)うねつけちよう

日本歴史地名大系 「畝付帳」の解説

畝付帳
うねつけちよう

成立 文化四年か

解説 名称仮題。文化四年当時の久留米藩領各村の本田開田・畑田・畑・居屋敷、その他の各反別とそれぞれの撫斗代を記した帳簿原本写本とも不明で、「久留米藩農政・農民史料集」に享和二年の春免高帳とともに表化して掲載される。耕地の生産性を知ることができる貴重な史料。同書解説によると、春免高帳・畝付帳ともに弘化二年に久留米藩士柳政博が筆写した文書に依拠しているという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android