男嫌(読み)おとこぎらい

精選版 日本国語大辞典 「男嫌」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐ぎらい をとこぎらひ【男嫌】

〘名〙
① 女が、男に接することをきらうこと。また、その女。⇔女嫌い
人情本春色梅児誉美(1832‐33)初「男ぎらひだか男好だか知れやァしませんは」
② 女が、自分の好まない男をきらうこと。また、その女。男えらみ。
仮名草子・都風俗鑑(1681)二「諸国よりも、こむすめ、又は男ぎらひの女、徒者(いたづらもの)若後家なんどがつどひよるなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android