男は閾を跨げば七人の敵がある(読み)おとこはしきいをまたげばしちにんのかたきがある

精選版 日本国語大辞典 の解説

おとこ【男】 は 閾(しきい)を=跨(また)げば[=踏(ふ)み出(だ)すと]七人(しちにん)の敵(かたき・てき)がある

男が社会に出て活動すれば、常に多くの敵がある。「男は外へ出れば七人の敵がある」とも。
浄瑠璃双蝶蝶曲輪日記(1749)四「殊(こと)喧嘩(けんくゎ)降物、男は閾を踏出すと、七人の敵があるといへば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android