田中 王城(読み)タナカ オウジョウ

20世紀日本人名事典 「田中 王城」の解説

田中 王城
タナカ オウジョウ

明治〜昭和期の俳人



生年
明治18(1885)年5月30日

没年
昭和14(1939)年10月26日

出生地
京都

本名
田中 常太郎

学歴〔年〕
早稲田大学商科卒

経歴
子規を知って俳句を作り始め、中川四明に師事、大学入学後は虚子に学んだ。「ホトトギス」同人となって虚子門下去来といわれたが、卒業後京都で書画骨董商・寸紅堂を経営した。大正7年ごろから再び句作を始め、9年「鹿笛」を創刊主宰し、関西俳壇の門下を育てた。ホトトギス課題句選者。昭和15年1周忌記念に「王城句集」が出された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android