生死に流転す(読み)しょうじにるてんす

精選版 日本国語大辞典 「生死に流転す」の意味・読み・例文・類語

しょうじ【生死】 に=流転(るてん)す[=輪廻(りんね)す]

衆生が、その業因によって生死迷界を限りなく輪転し浮沈する。生死流転する。
※栄花(1028‐92頃)玉のうてな「生死の中に流転して、未だ仏の御名を聞かざりし故なり」

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