生悟(読み)なまざとり

精選版 日本国語大辞典 「生悟」の意味・読み・例文・類語

なま‐ざとり【生悟】

〘名〙 (「なまさとり」とも。「なま」は接頭語) なまはんかな悟り。中途はんぱな悟り。
仮名草子竹斎(1621‐23)上「下手(へた)の蹴る鞠はぜんしゅのなまさとりありといへども当らざりけり」

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