生作・活作(読み)いけづくり

精選版 日本国語大辞典 「生作・活作」の意味・読み・例文・類語

いけ‐づくり【生作・活作】

〘名〙 (「いけ」は生かしておく意の「いける」から)
① 生きた魚などを、頭、尾、大骨はそのままに、肉を切りとって刺身にし、もとの骨の上に並べて、生きていた時のようなすがたにして出す日本料理の一種。いけもの。いきづくり。
人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)六「其方(そなた)の体を生作(イケヅク)り、その庖丁切味饗応(ふるま)ひ呉れん」
② 新鮮な魚の刺身。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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