生もつかぬ（読み）うまれもつかぬ

精選版日本国語大辞典「生もつかぬ」の意味・読み・例文・類語

生まれつきではない。生まれもった状態とすっかり変わる。多く、突然の事故による身体の損傷などにいう。

※御伽草子・弁慶物語（室町時代小説集所収）（室町末）「あまたのきずをつけ、生れもつかざるかたわになし給へば」

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