理訴(読み)リソ

デジタル大辞泉 「理訴」の意味・読み・例文・類語

り‐そ【理訴】

理非を明らかにするための訴え。道理にかなった訴訟
山門は―も疲れて、款状くわじゃういたづらに積もり」〈太平記・二一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「理訴」の意味・読み・例文・類語

り‐そ【理訴】

〘名〙 訴訟で、道理にかなっていると認められること。また、訴訟に勝つこと。
吾妻鏡‐文治三年(1187)五月二六日「而懐理訴者、追可言上歟」 〔唐律‐闘訟・邀車駕鼓訴事〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android