理気二元説(読み)りきにげんせつ

精選版 日本国語大辞典 「理気二元説」の意味・読み・例文・類語

りきにげん‐せつ【理気二元説】

〘名〙 中国宋代の儒学で唱えられた哲学説。宇宙根本原理である理と、質料としての気とからなり、この両者相伴って万物をなすという説。北宋程頤(ていい)に始まり、南宋朱熹朱子)によって大成された。

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