理延(読み)りえん

朝日日本歴史人物事典 「理延」の解説

理延

没年:没年不詳(没年不詳)
生年:応永30.12.14(1424.1.15)
室町時代の尼。伏見宮貞成(後崇光院)の第3娘。母は源幸子幼名かこ(賀々古)。12歳で真乗寺殿(尼寺)に喝食として入室足利義教猶子となる話は後花園天皇の妹という立場上取りやめになったが,入室の費用は将軍家が負担し盛大な式を挙げた。13歳で得度し,15歳で比丘尼,21歳で方丈となった。

(勝浦令子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android