玉雲寺(読み)ぎよくうんじ

日本歴史地名大系 「玉雲寺」の解説

玉雲寺
ぎよくうんじ

[現在地名]春日井市下原

松原山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。創建年月は不詳。開基は永正一六年(一五一九)に死去した玉叟道珍庵主。初め天台宗に属し大山おおやま(現小牧市)大山廃寺の末寺として一二代続いた。永正年間大草おおくさ(現小牧市)福厳ふくごん寺住職宝国是を招いて開山とし曹洞宗となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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