玉裳(読み)タマモ

デジタル大辞泉 「玉裳」の意味・読み・例文・類語

たま‐も【玉×裳】

裳の美称
「あみの浦に舟乗りすらむ娘子をとめらが―のすそに潮満つらむか」〈・四〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「玉裳」の意味・読み・例文・類語

たま‐も【玉裳】

〘名〙 (「たま」は美称) 美しい裳。
万葉(8C後)二〇・四四五二「をとめらが多麻毛(タマモ)すそびくこの庭に秋風吹きて花は散りつつ」

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