玉尾皓平(読み)たまお こうへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉尾皓平」の解説

玉尾皓平 たまお-こうへい

1942- 昭和後期-平成時代の有機金属化学者。
昭和17年10月31日生まれ。平成5年京大化学研究所教授。12年同研究所所長。17年理化学研究所フロンティア研究システム長。助手時代の昭和47年二つの有機化合物炭素骨格を結びつけるクロスカップリング反応を発見。63年には過酸化水素酸化(玉尾酸化)を発見。平成14年「有機ケイ素化学研究における貢献」でFSキッピング賞。15年朝日賞。19年「有機典型元素化合物の高配位能を活用した化学反応性と物性開拓」で山本尚とともに学士院賞。23年文化功労者。香川県出身。京大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android