猿爪村(読み)ましづめむら

日本歴史地名大系 「猿爪村」の解説

猿爪村
ましづめむら

[現在地名]瑞浪市陶町猿爪すえちようましづめ

水上みずかみ村の東にあり、北境を小里おり川が西流する。同川支流猿爪川が南から流れ、村のほぼ中央で西に向きを変え水上村へと流れる。中馬ちゆうま街道が東西に通り、秋葉あきば道が分れる。恵那郡に属する。慶長郷帳に「ましつめ村」とみえ、高二四〇石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では旗本遠山方景領。正保郷帳では田一七五町余・畑六四石余、雑木山がある。明治二年(一八六九)の村明細帳によると田一一町二反余・畑一町九反余、新田高一四石余・反別一町七反余、家数七七、男一五九・女一五二・僧一、馬八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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